新潟競馬場完全攻略ガイド|コース特性と予想のコツ

新潟競馬場は直線競馬1000mが名物のJRA競馬場です。

2001年の大改修で左回りコースに変更し、外回りコースの直線は658.7mと長さが特長。芝・ダート・障害コースを備え、多彩なレースが開催されます。

新潟競馬場のコース全体像

新潟競馬場は新潟市北区にある左回りの競馬場です。国内初の直線コース(芝1000m)を新設し、従来の右回りを左回りに作り変える大改造工事が2001年夏に竣工して以来、多彩な顔を持つ競馬場になりました。

看板は日本最大のスケールを誇る芝・外回りコース。1周2,223m(Aコース)は日本最長で、直線658.7mは東京より130m余りも長い、文句なしの国内最長です。内回りも1周1,623m・直線358.7mと、中山(310m)よりかなり長い直線を備えます。ダートコースは1周1,472.5m・直線353.9mで、この直線の長さは全国3番目です。

開催時期と馬場傾向

新潟開催は例年、春(4〜5月)と夏(7〜9月)が中心です。特筆すべきは馬場の性質で、JRA10場で唯一、一年を通じてオール野芝で開催されます。加えて水はけの良さには定評があり、雨の影響を受けにくいコースです。

夏の新潟は開催が長く続くため内側の傷みは進みますが、直線が極端に長いこともあって、外を回るロスが致命傷になりにくいのも特徴。当日の芝の状態を確認しつつ、勝ち時計と上がり3ハロンのバランスを見ておきたいところです。

芝コースの狙い方

外回りは長い直線を騎手全員が意識するため、序盤から中盤はゆったり流れ、直線の末脚比べに持ち込まれるケースが多くなります。3・4コーナーはスパイラルカーブで、外回りにはここに高低差1.6mほどの緩い下りもあるため、馬は自然と勢いをつけて直線を向きます。結果、上がりタイムは速くなるのが常で、しっかりした決め手がなければ勝ち切れません。

一方の内回りも直線358.7mと決して短くはなく、差し馬が水準以上の成績を残しています。「ローカルだから前有利」という先入観が通用しにくいのが新潟です。

ダートコースの狙い方

ダートは1周1,472.5m・直線353.9m、高低差0.6mとほぼ平坦。直線は全国3位の長さですが、芝とは対照的に逃げ・先行タイプが優勢という傾向があります。同じ競馬場でも芝とダートで狙い方を切り替える必要があります。

なおダート戦が芝からスタートするのは1200m戦。芝部分で速度に乗れるかどうかが、その後の隊列を大きく左右します。

新潟競馬場で行われる主な重賞レース

新潟にGIは組まれていませんが、新潟記念(芝2000m)、関屋記念(芝1600m)、新潟大賞典(芝2000m)、新潟2歳ステークス(芝1600m)、レパードステークス(ダート1800m)など、夏を彩る重賞が並びます。

なかでも異彩を放つのが、直線1000mで行われるアイビスサマーダッシュ(芝1000m)。愛称「直千(ちょくせん)」で親しまれるコーナーのない一直線のレースは、JRAでは新潟でしか味わえません。外ラチ沿いを目指す各馬の進路取りが勝負を分ける、独特の駆け引きが見どころです。

新潟競馬場の攻略法とコース特性