中京競馬場完全攻略ガイド|コース特性と予想のコツ

中京競馬場は愛知県に位置し、唯一東海地方で中央競馬を開催する競馬場です。

芝コースは左回りで1周1,705.9m、直線412.5m。ダートコースも1周1,530m・直線410.7mと大きく、高松宮記念やチャンピオンズカップなどのGIレースが開かれます。

中京競馬場のコース全体像

中京競馬場は愛知県豊明市にある左回りの競馬場です。かつてはほぼ平坦・小回り・短い直線というローカル場らしい形状でしたが、敷地を拡張した大改修により、芝コースの1周距離は1,600mから1,705.9m(Aコース)へ、直線は313.8mから412.5mへと延伸。2012年3月のリニューアルオープン以降、まったく別の顔を持つコースに生まれ変わりました。

芝の1周距離は阪神や中山の内回りより長く、直線は京都の外回りより長い。ダートコースも1周1,530mで東京・京都に次ぐ全場3位、直線410.7mは東京に次ぐ長さです。「ローカル場」のイメージとは裏腹に、標準以上にサイズの大きい競馬場と言えます。

開催時期と馬場傾向

中京開催は例年、1月、3月、7〜8月、12月に組まれます。芝コースの高低差3.5m(ダートは3.4m)は中山・京都に次ぐ全場3位。ゴール地点からなだらかに上って向正面の半ばで最高点に達し、そこから直線の入口にかけて下り、新設された急坂に差し掛かる構成です。

注意したいのは梅雨と重なる7月開催。芝の張替えを含む大規模な馬場整備は7月開催の終了後に行われるため、この時期は馬場管理の年間カレンダーで言えばシーズン末にあたります。傷みが進みやすく、パワータイプの活躍が目立つようになるので、走破時計と好走馬のコース取りから馬場の変化を読み取りたいところです。

芝コースの狙い方

最大の関門は直線入口の急坂です。勾配は約2%(高低差約2m)で、日本一の急坂である中山(最大勾配2.24%)には及ばないものの、東京や阪神より急。しかも坂を上り切ってからゴールまで200m余りが残ります。3・4コーナーはスパイラルカーブで下りながら加速し、そこから急坂という、かなりタフな設定です。

こうしたレイアウトを反映して、中京では芝・ダートとも差し・追い込み馬が水準以上に活躍しています。前に行った馬が坂で苦しくなる分、後方からでも展開が向きやすいコースと言えます。

ダートコースの狙い方

ダートも1周1,530m・直線410.7mと大きく、芝と同じ急坂を上ってゴールを迎えます。短距離の小回りダートとは逆に、前に行った馬が最後まで持たない場面が多いのが特徴で、差し脚を使えるタイプの評価を下げる必要はありません。

なおダート戦が芝からスタートするのは1400m戦。芝部分でスピードに乗れるかどうかが序盤の位置取りを左右するため、この条件だけは適性が異なります。

中京競馬場で行われる主なGIレース

春の高松宮記念(芝1200m)と、暮れのチャンピオンズカップ(ダート1800m)という2つのGIが組まれています。芝の短距離王決定戦とダート中距離の頂上決戦という、性格の異なる2レースを担っているのが中京の特徴です。

このほかCBC賞や中京記念といった重賞も施行されます。いずれも急坂を含むタフな条件で行われるため、スピードだけでなく最後まで踏ん張れる持続力が問われます。

中京競馬場の攻略法とコース特性